2006年11月23日 (木)

二本杉

火曜日、山に行った。
山といっても、四国で有名な「剣山」や、「石鎚山」のような山ではなく、さぬき市と、隣町の三木町辺りの低い山だ。
細い細い道を南へ・・。ここどこだろと、ナビをつけ、ずんずん進んでいく。
私はもともと三木町出身だが、ご存知の方はご存知でしょうが、(当たり前か)、三木町は広い。山を越えると、もう徳島になる。
津柳、というところにでる。うちのパートのおばちゃんに出里。このおばちゃんは今、長尾の山に住んでいるから、以前、「いまさら町にはすめんわあ~」と言っていたのを思い出す。
山に入ると、紅葉が随分きれいになっていた。「ああ、そうだ・・・紅葉の季節なんだ・・」
季節感が大事な日本料理屋にいながら、本当の紅葉を見てなかった。すっかり忘れていたといってもいい。それくらい自分は、余裕のない日々をすごしているのだなあ・・と再認識する。
途中、親鸞上人の像の建つお寺を見つけた。お寺といっても、小さなもので、その建物とは反比例するような大きなイチョウの木を見つけた。
田舎に住んでいながら、イチョウを見るのは、随分久しぶりだ。小さい頃、近所のお寺に、やはり大きなイチョウの木があった。銀杏を拾って貰って帰る。銀杏の味の滋味深さはまだよくわからなかったが、銀杏取りに夢中になった。
見事で鮮やかで、かつ、あたたかい「黄」であった。
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近くによると、あたり一面 黄色いじゅうたん。親鸞上人の像も、なかなか
迫力のあるものだ。
自然に触れると、童心に戻る。
扇形のイチョウの葉が愛らしく、ずっとこのままでいたらいいのにと思っても、季節は流れ、いつかこの葉達を隠してしまうのだろう。
そして来年の今頃も、何事もなかったように、ここは黄色いじゅたんになっているのだろう・・・・

また少し走る。こんどはある看板が目に入る。「二本杉」と書かれていた。
二本杉は三木町では有名である。県の天然記念物に指定されている。
長年近くにいながら、見た事はなかった。
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壮大だった。樹齢800年というものの、もっと年月を感じさせる。
「自然は生きていて、畏怖を感じさせるものだ」という言葉に尽きる。感動のあまり、
涙が出てきてしまった・・・。

少々(いやかなり)元気のない日々。熊野神社というところに二本仲良く並んでいる杉。
そーっと木肌に触れている・・。
生きている。
そして私の心の患いなど、たいしたことはないから、大丈夫だから、前へ向いて、ゆっくり行けと、言ってくれているような木がした・・・。
061121_123344_m   「二本杉」の詳しい内容を掲載していたホームページをリンクしておきます
http://www2.dokidoki.ne.jp/bigtree/konoki76.htm

この日は この「二本杉」を見ただけでも、充分英気を養われた。

まだずんずん奥に行く。見晴らしのところに車を止めて、真っ赤なもみじなど、紅葉を眺める。海も良いが、山もいいもんだと思う。空気がきれいだ。
川の水もきれいだ・・・。
ふと道端に、珍しい花を見つけた。花が珍しいというか、この時期に珍しいというべきか・・
061121_125210_m こんな時期にたんぽぽ・・・。
秋だというのに、暖かいからでしょうか・・・。

久しぶりに、心洗われる一日。
うちの近くに、こんなに素敵なスポットがあるなんて、案外知らないもですね。
人間は自然がないと生きていけない。
空気も 水も 太陽も・・・。
今 生かされていることに感謝・・・。

PS お気づきではなかったら・・・・写真は クリックしますと おおきくなります

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