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2007年6月

2007年6月25日 (月)

お揚げを炊くこと

久々に料理長のOさんと長々お話する。
Oさんは、「板場」コーナーにも登場するが、社長の師匠で、今は、うちで働いてもらってる。ちょうど、うちの父と同い年だ。
とにかく口は悪いが、今でも勉強熱心な人だ。その料理知識には頭が下がる。
「三日月とうさぎ」が厨房だった頃、Oさんとはしょっちゅう話しこんでいた。愚痴も聞いてもらってたし、女将としての、いろんなことを教えてもらった。口は悪いが、根は気のいいおじさんなのだ。
今日はOさんは休みで、「三日月とうさぎ」に、おしゃべりにきていた。
そんなOさんとの会話で、おもしろい話を聞いた。
「料理で一番むずかしいんは、なにかわかるかあ?」
「え~なになに~?」
「お揚げ炊くことぞ」
「へ?お揚げ?」

Oさん曰くは、はやり簡単そうに見えることが、実は一番難しいということだった。
大阪にある有名なうどんすきのお店では、お揚げを3日掛けて炊くそうだ。
ずーーーっと炊き込んでいるわけではなく、なんと油抜きだけに1日かけたり、味の塩梅を見ながら火を入れて味をつけたり、冷やしてしみこませたり、なにしたりかにしたりしながら、3日かけるそうだ。そのお揚げが、きつねうどんのお揚げになる。

とにかく、味の無いものに味をつけるのは難しいとのことだった。
簡単なようで難しい・・。うん・・・それは人の生きていく中でも、実は、当てはまる事が多いかもしれない。そう考えると、奥が深いな・・。

同じ事をしても、人によって味付けも変わる。それは、タイミングであったり、調味料の塩梅であったり、素材にあるかもしれない。
私がいくら偉そうに言っても、私は私の人生しか歩めない。
どんな世界の大金持ちも、2つの人生は歩めない。自分の目で見て、香りを嗅いで、味をみて、盛り付けて・・・。
日本料理の一番大事なことは、素材を活かすことだとも言う。
素材の味を消してしまう料理は、だめだという。
そう考えると、本当に人の生き方にも通じるものがあるなあ・・と思ってしまう。

料理に限らず、世の中の法則は、実は共通な部分があるのかなと思う・・・のですが、どうでしょう・・・(+_+)

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2007年6月19日 (火)

S社長への恩

うちの常連様で、S社長という方がいる。(なんでもいいが、イニシャルでSの人に縁があるなあ・・)この社長さんは、私にとって、とても古くから可愛がって頂いてる、また、気心のしれたお客様だ。
お顔はご自分で(注・決して私が言ったわけではありません)、「北向きの鬼瓦」とおっしゃるように、ちょっと、いや、初めての方は、う~ん・・怖いかも・・。でも、とても気さくな方だ。
私はご本人には伝えてはいないけど、心の中でこのS社長に恩を感じている。そしてそれは、きっと一生残ると思う。

込み入った話になるが、私は10年前、この店に入った。結婚して10年。右も左も分からない、とにかくがむしゃらでやっていた。
頑張ったのにもいろんな理由はある。社長は再婚で、実際菊水の女将は、途中交代したことになる。
以前の菊水は、実質女将はいなかった。でも、常連様はご存知だ。「へ?途中でかわったぞ」と・・。
事実、心無い事も言われた。致し方ないことだけど、情けなくて、悲しくて、厨房で泣きながら仕事をした事もある。とにかく、一生懸命やるしかない!と、肩にばんばん力が入っていた。

S社長は菊水開店以来のお客様と聞く。開店時には、お祝いまで贈ってくださったとの事。
社長さんも「女将交代」は、重々ご存知だと思う。
始めてお会いして、ご挨拶をされたとき、社長は私の顔をまじまじと見てこう、私に言ってくださった。
「いい女将がきたな。これからこの店はますます良くなるぞ」と・・。

お世辞かもしれない。口の悪い方(失礼)だが、やはり大きな会社のトップの方、気の使い方はよくご存知だ。でも・・・私はその言葉は、とんでもなく嬉しかった。

単純といえば単純だけど、素直に喜んでいた。
それから今まで、連れてこられた方が初めての場合、絶対に私の紹介をしてくださる。
「ここの女将は利酒師で・・」から始まる紹介を、何度聞いた事か・・。

とにかくこんな調子の悪い場合でも、S社長が来られたら、やはりお座敷に出る。これは私の小さな小さな恩返しだと思ってる。

てっちりの後の雑炊を作るとき、初めはどぎまぎして、全然上手く出来なかった。そんな時、S社長は、「ちょっと貸せ」とお玉を手にして、あっという間に美味しい雑炊を作る。
勿論いろんな料亭、料理屋に行ってらっしゃるので、そういうことはお手のものだろう。
焼酎好きの社長には、いろんな焼酎の種類も教わった。そういえば・・・・。

言い出したらきりが無いほどの恩がある。でも、S社長に言葉では伝えてない。
料理屋の、菊水流の、私なりの恩返しで、いこうと思ってる。

お客様とは、本当にお店の宝だと思わせてくださる、再確認させてくださるS社長。
私、10年前より体型は大幅に崩れましたが(苦笑)、少しは進歩してますか?

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2007年6月16日 (土)

人が人にひれ伏す事

お陰様で「三日月とうさぎ」連日満員御礼巨人軍(いや、ファンではありません)。
最近、菊水の事を知らずに、三日月とうさぎしか知らないお客様も結構多いので、私が得意の(??)ワードでチラシを作る。四苦八苦して、印刷屋さんに出し、今現在、受付の所においてある。結構皆さん、読み物お好きなのか、三日月とうさぎや菊水のショップカード、菊水の仕出、いかなご醤油のパンフなど等、たくさんお持ち帰る。知り合いのお店屋さんのチラシなども 横においてある。いろいろ情報が欲しいのでしょうね。
とにかく小さな店なので、手作り手作り・・・。ここのところさぼってばかりなので、ぼちぼち復活させないと・・。「菊水だより」も、すこし形態を変えて、作っていこうかな・・と思っています。
(まだ先になりそうですが・・)

今回は、少し、触れてはいけないかな・・という部分あえてに触れてみようと思う。
実は私が3年前、「うつ病」と診断されてから今まで、いろんなお話を頂く。それは、「宗教」のことである。
それはいろんなお誘いがあった。実際、教団のお寺と言われるところにも行った。

実際そういうお誘いを下さる方は、私の大事な友人であったり、常日頃、私のことに気を掛けてくださってる方ばかりだ。
一番最初に伺ったのも、私には、本当に大切な友人の誘いであった。彼女は、宗教うんぬんよりも、仏様の前で 手を合わせるって事だけでも、心が落ち着くよ、と言ってくれた。たしかにそうかもと、言ってみた。もう2年以上前のことだ。
大切な友人が言ってくれた事だからこそ、素直に、大きな大きな施設に入り、大きなお仏壇や、本部らしきところから流れてくるVTRで放送されている、仏事の所作をみていた。
皆、仏像にひれ伏し、教祖にひれ伏していた。

宗教に関しては、私は否定はしない。人それぞれの人生だから、その人がその教団の協議によって救われるのならば、それでいい。でも、どう妥協しても、1点だけ、腑に落ちない事があった。
人間が、人間にひれ伏す事だ。

罰当たりだと叱られるかもしれない。でも、弘法大師も親鸞上人も、偉い偉いお坊さんみんな、そして極端に言えば、お釈迦様も、皆人間である。(あった)。
彼らは、迷い、弱ってる人々を救い、身をもってその天の声を皆に伝えた。
そして、何万人何億人の人々が、彼らに救いを求める。
そういう人々の想いを受けている、特別な人間だったのだ。でも・・・。
私は、そういう人たちは、地球、宇宙の摂理を作り出した大きな見えない力が、そしてその力の存在を、人々にお伝えする、パイプ役を担って、生まれてきたに過ぎないと思う。
人それぞれお役目がある。だから生まれてきた。
そこに、ひれ伏される役目の人は、いないと思うのだ。(なんか・・・うまく伝わってるかな・・)

簡単に言えば、人間は 皆平等   とんでもない霊能力の人がそこにいたとしても、その人が観音様の声が聞こえようと(苦笑)、人間は人間。私たちと同じなんだ・・と思う。

随分力説したけれど、いろいろ思うことがあったんやねって、察してください<(_ _)>

話は元に戻るけど、最初友人から進められたその宗教も、ただ拝むだけだったので、深く考えてはいなかった。そのあと、その方も知人なんだけど、本格的に話をしてくる。
ずっと迷った。友人の気持ちをむげにしてるようで、お断りしようにも困った。でも、いくら友人でも、やはり教祖家族の写真にはひれ伏せない。これは、もう、仕方ない事だ。
だから お寺などはいけないし、いけない変わりにお話をしにきてくれるその方の話も、聞かないほうがいい。・・・・・・・・・・そこで決心する。あの人に電話しよう。そして今の私の考えを聞いてもらおう・・。
本当に心が痛かった。でも、そこは私の信念だ。私の信念など、ちり一つくらい軽いときもある。人生とはそういうものだといじけていても仕方ない。 言おう。私は、人間として、同じ人間にひれ伏すことは断じてできない・・と。

宗教とは、まったく人の利害は入ってはいけないものではないかと思う。
そして、そこに携わる人達は、悲しみの底にいたり、一口のパンを求めている人を、優しく足元に明かりを灯し、小さなパンを手渡し、未来に歩んでいける靴を用意する人でなくてはならないと思う。
固い?いやもしかしたら、 きっと私は、特定の宗教団体に入っている人達より、宗教に期待をしているのかもしれない。

今回は 料理屋の女将が力説するものではなかったです。
一人の人としての メッセージです。

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2007年6月15日 (金)

雨の浄化・・神社に行く

今日は雨。この前の雨の時は、雷雨で、雨で喜ばなきゃいけないところ、どきどきして、はよ終わらんかなあ・・と思っていた。でも今日のしとしと雨はいいな。
地に水が吸い込まれていく。土が喜んでるようだ。木々も、花も。やはり、水やりをいくら頑張ってしても、雨にはかなわない。
いくらしとしとでも、しっかりと土地を覆いつくす。
もう日が変わったけど、昨日、神社に行く。
おとといはお寺で、今度は神社。なんかそういうものに、魅かれていくのか不思議だけど。
でも、昨日はほとんど時間が無く、神社にいた時間は、たぶん15分位。しかも結構雨が降っていたので、びしょぬれのなかの参拝。計画性の無い私。ここのところの仕事のハードさに、体が痛い。家に帰ったものの、ふと、浮かぶ。先日書いたMさんは、実は神社の人だ。お寺と同じで、これまた同じさぬき市内ながら、行った事がなかったし、正直、聞いたことも無かった。
でも、私は神社に行くのが好きだ。なんとなく落ち着く。
近くの宇佐神社さんには、ときたま行く。車で5分もかからないところだし、これまた以前に書き込んだ「亀鶴公園」は神社に隣接していて、例の変わった鳥さんや、猫たちがたくさんいる。飼ってあげることはできないけど、そんな動物達がいるのも、心を和ませる。

Mさんの神社は、宇佐神社さんと同じ八幡さんだそう。どんな神社だろう・・。
正直時間が無かったので、ホンマに行くんかな、行くんかなと思いつつ、東に車を走らせる。
もう、行っちゃえーと思ったときには、もう時間がないので、Mさんにお会いして、先日お借りした本をお返しする、というより、神社におまいりに行くことだけが、目的になっていた。
道は聞いてはいたけど、ふらふら東に走っていたので、迷子になる。ナビちゃん、あんたが頼り。
そして、田舎のさぬき市の、も一つ田舎の、山の裾に行く。なんという山かは知らないけれど、雨雲が山に垂れている。
Yama_kumo  



そこからほんの少しのところで、Mさんの神社に到着。「富田神社」さんだ。
Torii
大きな鳥居  


境内に入ると、雨の音が大きくなる。その変わりに、そのほかの音は消えていく。
入ってすぐ右手に、大きな大きなクスノキがある。
Kusunoki1 Kusunoki3



それを見てまた今度は石段。一歩一歩上っていく。髪も服もバッグのびしょぬれだ。
そして上がりつめ、辺りを見渡し、本堂に向かう。その時、涙がぽろぽろこぼれる。何故かは分からない。しかもその涙は、悲しい涙ではなかった。これも雨に流される。
お賽銭を入れ鐘をがらがら。これは、家のぴんぽんみたいなものだそうだ。2礼2拍手1礼。中は閉まっていて見れなかったけど、何かが伝わってくる。暖かく、慈悲深い空気のようなものを感じる。
さあ、降りよう。今度は左手に あのクスノキが見える。
Keidai2 Keidai1



雨のせいで滑りそうなので、ゆっくり、ゆっくり、降りていく。
もう 雨にぬれても気にならない。雨は地にだけではなく、私も浄化してくれてるのだ。

クスノキの側に行く。
Kusunoki3_2 Keijiban_1 Sekihi



このクスは、県の保存木であるそうだ。真ん中の説明板には、樹齢などはかかれてなかった。この大きな木のほかに数本の比較的大きな木が、風情をよくしている。
掃除がきちんとされてて、気持ちも良かった。
そして 車にかえる。車から、訪問のお礼をする。ついたときもとりあえずお電話はしていた。すぐ行く、と言ってくださったのだけど、すぐ帰らなきゃいけないので、ご辞退させてもらった。かえってご迷惑になるもんね。
「とにかく、またゆっくりおいでよ。お茶でも飲もう」と言ってくださった。
お借りしていた本はまた今度、ブログでもご紹介したいのですが、これまた、きらきらと輝くような言葉が並んでいる。

短いく小さな私の冒険。心の浄化。少しづつ・・・。

絶対またこよう。ここの境内で、自分を見つめる、内観をしたいな。

Mさん、ありがとう、お邪魔しました。またあなたの舞も、見てみたいな・・。

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2007年6月14日 (木)

南川へ・・

蒸し暑い毎日ですね。蒸し暑いのにい、蒸し暑いのにい、雨がふりましぇん(-_-;)。うちの子の小学校では、この前プール開きがあったのですが、水不足の折、当分水泳授業は休止だそうです。せっかく楽しみにしていたのに、ちょっと可愛そうですね。地球温暖化の影響か!?
梅雨での雨を、期待したいもんです。菊水の庭には、たくさんの紫陽花の木が植えられていますが、雨の中の紫陽花が、やはり風情があります。雨よおおおおお!降ってくれええええええ!
今日、お昼が終わって、大至急後片付け、掃除をし、出かけてまいりました。
昨夜は殆ど眠れなかったので、たまたま別件の仕事できていたS氏を捕獲、運転手さんしてもらいました。
行き先は、同じさぬき市の大川町南川、というところ。そこの「医王寺」という真言宗のお寺が、私の目的地です。
なんとなく、「勘」なのですが、行ったらいいことがある!と思いました。
そこのご住職さんご夫妻のお人柄に接して・・。

その住職さんは、もう何年も昔、菊水に日本酒カウンターバーの「あまのじゃく」があった頃、三名様のお寺さんでお越しくださいました。
お寺さんのイメージが変わってしまうような、とっても楽しく明るい、酒豪の皆さんでした。
そして何年もたち、「三日月とうさぎ」に、2回ほど来て下さいました。
随分お久しぶりだったのですが、すぐお顔を思い出し、お話させていただきました。
特に難しい話はしてないんです。でも、ご住職さんのお人柄、そして讃岐弁でいう「へんこつやから」というご主人を支える奥様の暖かさ。
2回目お越しのお帰りの際、私の心の中で、「絶対行こう」と思ってしまってました。

南川は自然薯で有名なところです。校外学習なども行われたりする、山も川も綺麗なところです。
同じさぬき市に住んでいながら、私は始めて行きました。
思い立って行く。  随分前の私なら、そんなことなどしょっ中でしたが、少し前の私には、そういう事はまったくありませんでした。
折角の出会いがある。そして、たくさんではないけど少しなら時間がある。だったら、恥ずかしがらないで伺おう。グッドタイミングでS氏もいる(ごめん)。
車で走る事15分位、思ったより近かった南川。そこにあった「医王寺」さんは、山の中にある、「庵」の趣。明かりがついていたので、声を掛けさせていただいたら、住職さん、奥さんともにいらっしゃいました。
本堂に通していただく。ご本尊の薬師如来像が 大きくは無いのだけれど、存在感を示す。本堂中に立ち込める伽羅の上品で厳かな香り。
昨年ちょっと無理して購入した菩提樹の種でできた本式のお数珠を手に、静かに御参りさせていただきました。
そのあとは、4人でおしゃべりです。1時間以上お話させていただいて、なんと伽羅と白檀のお線香まで頂きました。うちにも伽羅はあるのですが・・・・おたかい! 気前よくくださったので、突然の訪問は、ご迷惑じゃなかったのかな・・と思い、嬉しく、遠慮なく頂戴致しました。

何の特別な話をしたわけではありません。
でも、すこしづつ、人との関わりを、持とうとしている私がいる。
そして、全くの自分の「勘」でもって、この方たちと、また お話したい。
仏様を拝顔したい。  そして、そこへ実際に赴けた私。

それってすごいじゃん・・なんです、私にとっては。

今、自分の周りには、私にとって、大袈裟じゃなく輝くようないろんなものが、目に入り、頭に入ってきている感じです。
でも、けっして飛ばしません。日々の目標が、紙一枚の進歩ですから。。。

そとまで送って下さった住職さん、アイスコーヒー入れてくださった奥さん、本当にありがとうございました。また伺わせてくださいね。

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2007年6月11日 (月)

優先順位

うお~、体が痛い・・。ここのところ、(わ)をかけて忙しい毎日。
ありがたい事ですよね。
とにかく、飲食店をいうのは、ランチタイムや、夕食の時間、戦争になります。
同業種の人が言ってましたが、それが嫌でこの業界には入りたくなかった・・などど言って
おりました。
どんな仕事でもそうでしょうが、それぞれ忙しい時にこそ、実は真価を問われるのかも
しれません。(出た!こ難しい考え方)
同時に数件の仕事をこなさなくてはいけない瞬間があります。そう、瞬間です。
一日でもなければ、一時間でもない。瞬間です。
例えば、お会計のお客様がお待ちになってる。お部屋にお通ししなくてはいけないお客さまが待ってる。カフェの方で、お水をおしぼりを待ってるお客様がいる。オーダーを通さなくてはいけないお客様がいる。席待ちのお客様を案内しなくてはいけないときがある。テーブルを片付けなくてはいけないときがある。食後のお飲み物を待ってらっしゃるお客様がいる。食事を引いて、食後のお飲み物をお聞きしなくてはいけないお客様がいる。・・・あげているときりがない・・。そんな間に、楊枝がいると言われたり、小物の説明を求めたり、お庭の花の名前を聞かれたり、両替してといってくるお客様がいたり、そんなときに限って、コーヒーたてなきゃ無くなっていたり・・。以上、瞬時に起こる、出来事です。これ、ホンマです。ええ!!ホンマ(涙)(求人募集してますよ)
そんな時、きっと顔な、ひきつってるやろうなあ・・と思い、顔を立て直す(なんやそれ)。
すまーいる。すまーいる。
まずはあ、優先順位にい、やってえ、いこうでえ・・。と言い聞かす。んでもって、裏で店の浄水器で作ったアルカリイオン水をごくっ。「よっしゃあ」と、頑張る。
私ホンマに「うつ」?とか思いながら、とにかく、じろじろ見てないようで、見ていなくちゃいけない。これ、上手いサービス業の方いますよね。見てないようで、肝心なときは見ててくれる。私、出来てるかなあ・・・
仕事というのは、「優先順位」がとっても大事ですよね。何から始めたら一番スムーズか。
それを考えながらやる。これぞ日々勉強。
でも・・。
人生の優先順位って、本当に難しい。特に今の私には・・。とまあ、悪戦苦闘の日々・・。

そういえば今回、雑誌「dancyu」さんに、うちの「いかなご醤油」の掲載をして頂きました。
この雑誌は、日本酒などの特集の際、よく拝見するのですが、小さいスペースですが、ありがたく掲載して下さいました。また、よかったらご覧くださいね。最後のページです。
発酵食品の特集でしたが、醤油の部門で、小豆島の「正金醤油」さんが掲載されてました。私も数年前小豆島に出かけた際、この蔵を尋ねました。
とある方の紹介だったのですが、ここの醤油は、本当にお奨めです。美味しい!
小豆島には数ある醤油蔵ですが、とりわけ歴史のある蔵でしたが、社長さんも気さくなかたで、醪も味見させてくださいました。うちでも、ときどき利用させてもらっております。

そういえば、以前の菊水のホームページで掲載していた「女将日記」を発見しました。
自分で書いてて、どこいったのかわかんなくなったのですが、ありました。
アドレス載せときますね。ただ、このブログのような形態ではないので、極端に重いです。
開くのに時間がかかるかもしれません。。。もう、3~4年前の日記です。

話が飛びましたが、とにかく人生にも優先順位があるのか、皆さん、どう思います?

http://www.wasyoku.net/okami.html  (昔の女将日記です・・良かったらどうぞ・・。)

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2007年6月 8日 (金)

「今の私」にくれた言葉

Mさんという人と出会えた。彼女は、「三日月とうさぎ」のお客様。
私より年配の女性だ。
満員のお客様の時、一人で来店してくださった彼女はカウンターの端っこに坐った。
不思議と話が弾み、今は、時々お友達同士とか、お一人とか、お顔を見せてくれる。
そんな彼女が、超忙しかったランチタイムの後片付けのとき、ひょこっと来てくださった。
彼女はお客様というよりも、私の話を一生懸命聞いてくれて、いろんなアドバイスを下さる、いい人生の先輩のような方だ。
そんな彼女が、いろんな事を話してくれた。
彼女の話は気負いが無い。「~やらなくちゃ!」とか、「~したらいいよ!」といった、強要もない。ただ自分の体験した事、思ったことを話してくださる。
最近、ほんの少しのことだけど、小さな気づきがある。
それは確実に自分の中に入っていく。

本当に、どう考えてもいい話ってあるが、自分にとってどうか、となると、極端に無理だったり、現在の身の丈に合わなかったりすることは多い。
でも、最近、順序よく、自分に気づきをくれる方がいる。
その方たちは、きっとそんなつもりも無いのだろうけど、私にとったら、道筋がついていて、とても有難い。
ありがとう・・・って言ってみたらいいよ・・。彼女は言う。
脳みそって、案外騙せるんだよ。
始めは心から言わなくてもいいから、ありがとうって、無理にでも言ってみたらいいと思うよ。少しづつ、変わっていくと思うよ。

そんな話をしてくれた。「思い癖」って、なかなか治らない。でも、ほんのちょっと、難しく考えないで、「ありがとう」って言ってみる。難しくないかもな・・と思う。

「感謝する」  よくそんなことを聞く。でも、言葉で言うと簡単なそんなことが、上手くできない事が多いのも人間だ。

はじめっからハッピーな人間なんていないよ。そう、ハッピーは形が無い。自分の思いようだから・・・。
そんな話もしてくれた。そう、ほんとうに当たり前の事だ。
でも、そう思うことも難しいときが多い。

はじめっから出来てる人間なんていないよ。そんな人は、生まれてこないから

そうだよね、何かの学びのために、私たちは生まれてきた。
なにかの使命や修行のために生まれてきた。

そうだ・・。はじめったから、幸せで、強い人間なんていない・・。

そう聞いたら、心がすーっと軽くなった。

なんども他でも聴いた言葉かもしれない。でも、「今」の私だから、素直に心に入ってきたのかもしれない。

人との出会いはいいものだ。いろんな人に、出会いたい。

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